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クレジットカードのセキュリティを強化する「EMV」とは

クレジットカードと言えば、
裏面の上部に黒い帯状の磁気テープが貼られたものというイメージがありますが、
2000年代以降にクレジットカードを更新された方や新たに作られた方は、
ICチップが搭載されたタイプのカードをお持ちだと思います。

2020年の東京オリンピックに向けて、クレジットカード加盟店ではICチップ読み取り機器の義務付けが進んでいます。
ICカードタイプのクレジットカードの国際的な標準仕様が「EMV」です。

ICチップ搭載クレジットカードの統一規格「EMV」

EMVとは、国際カードブランドであるVisaとMasterCardが取り決めた「ICチップ搭載クレジットカードの統一規格」です。
E…Europay International
M…MasterCard
V…Visa
※Europay International…規格策定当時ヨーロッパでMasterCardブランドを運営していた組織。

1998年、ICチップの規格の発表を受け世界各国で実用化。
イギリスやフランスをはじめヨーロッパ諸国で普及が進み、
現在ではほぼすべてのクレジットカードがEMVに対応しています。
日本での導入は2001年に開始されています。

EMV対応クレジットカードのメリット/
クレジットカードのセキュリティを強化する「EMV」とは

EMV導入前に普及していた磁気カード(カード裏面に黒い帯状磁気テープが貼られている物)は、
情報を抜き出してコピーする「スキミング」と呼ばれる被害に遭いやすいという問題がありました。

EMV対応カードは、ICチップにより情報が暗号化され保護されているため高い安全性を誇っています。
また、EMV対応カード使用時には4桁の暗証番号の入力による本人認証も求められます。

セキュリティ面以外には、磁気などの影響を受けにくいというメリットがあります。
磁気カードは他の磁気に影響を受けやすく、カードの磁気が破損したり弱まったりして
データの読み出しができなくなってしまうケースが少なくありませんでした。
EMV対応カードではこうした問題は起こりません。